蜘蛛の糸
深夜二時。「さて、そろそろ寝るか」と灯を消し、念のため戸閉まりを確かめるべく玄関に向かうと、腕にからまる糸屑。何? こんなところに何故と思ったら、なんと蜘蛛の糸。蜘蛛が台所で巣作りを始めていたのです。事態を呑み込むまで少し時間がかかりました。追い払うまでもなく蜘蛛は巣作りをあきらめてくれましたが、ここがそれほど蜘蛛にとって餌が豊富な場所なのかと一思案。しかし階下の青年が去年蜘蛛を飼っていた話をしてくれ、この土地では珍しくもなんともないのだと、またひとつ衝撃。これでも特急停車駅徒歩数分なんだからなあ。 ところで関係ないけど、むかし芥川龍之介の「蜘蛛の糸」読了後、ドストエフスキーにそれとそっくりそのままのエピソードがあるのを目にし、これでも盗作じゃないのかと驚いたことがあります。おおらかな時代だったんでしょう、当時は。 もっとも現代にだって、手塚治虫「ジャングル大帝」のリメイクとまで悪名高き「ライオン・キング」とか「おい、おい」と言いたくなる例はありますがね。僕にも頭にくるようなのがちらほら。ほんと。 ちなみに僕のキーホルダーはKYOTO手塚治虫ワールドで買った物です。<写楽保介>が欲しかっんだけれど、無いから、<火の鳥>で我慢です。でも本当に欲しいのは<ブクツギツユ>…なんてあるわけないって。
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