あ・はるふ・まんすりー・こめんと 2000年1月7日

 
  Y2K

 新年草々はさすがにお祝いメールもなく、馴染みからの年賀状を読む静かな年明けでした。
 二千年問題も原子力施設のほかはたいしたことなかったらしいし、まずはめでたい。Y2Kなんておかしな言葉を聞かされなくなるだけでも嬉しいよ。YKKは政治家で、KYKはトンカツ屋。ああ、まぎらわしい。
 CDなんて文脈からでないと何かまったく判断できないしね。cash dispenser、contagious diseases、compact disc、negotiable certificate of deposit等々、少し多すぎる。もうこんなアルファベットの略号は減らしてほしい。喜んでるのは、管理職あたりの感性だ、たぶん。そして、近頃の日本語の乱れは、とか言うんだ、きっと。
 以前、短歌で僕もしぶしぶ「CD」という単語を使いましたが、よっぽど「レコード」にしようかと悩んだね。もうそれほど普及していないから、現代では普遍性に劣ると、あきらめたけど。「コンパクト・ディスク」じゃ長すぎるんだ。でも、「現金自動預け入れ機」も長いよな。「支払い機」とか「サ−ピス機」とも呼ぶし。
 ちなみに、二千年問題とは、西暦二千年になると同時にコンピューター・トラブルが各地で頻発するという警告をめぐる一連の騒ぎのこと、Y2Kはその略称、なんて説明しなけりゃ解らない時代もすぐ来るよ、どうせ。

 

 
  
巨人はタイガースとなるか

 たかが野球にどうしてそれほど真剣にならねばならないのか、興味のない人にはこれほど不可思議なこともないのでしょうが、興味を持つというのはそういうことだ、と言い聞かせ、真剣に論じます。
 読売巨人軍の時代が終わろうとしています。いや、もし今年優勝しなければ、ほぼおしまいでしょう。僕はどちらかというとアンチ巨人ですが、それでもそう考えると、やはり一抹の寂しさを感じます。
 善くも悪くもプロ野球人気を支えてきたのは、まぎれもなく「長嶋茂雄の巨人」であり、野武士集団・西鉄や投手王国・阪神ではスポ−ツ界一の注目を集められなかったのは、残念ながら歴史的事実です。しかし、それが、常勝を義務付けられた、ゴリ押し、我が儘球団を育てる原因にもなり、球界の足をむしろ引っ張ってきたのも、多くの人の語るところ。事実のほどは知りませんがね。
 しかし、それも終わろうとしています。
 今年優勝できず、長嶋監督がクビになれば、その伝説は終焉を迎え、今後たとえ巨人がまた三連覇ほど成し遂げたところで、それはただ実力あるチームが登場してきたにすぎず、もちろん日本テレビや読売新聞は「新しい伝説の始まり」と持ち上げるでしょうが、それには本物の英雄が必要です。松井も高橋も清原も工藤も江藤も上原もすばらしい選手なのでしょうが、英雄ではありません。今後そうなるには余程の大記録を達成しないと無理。王貞治はそうして英雄になりました。でも、長嶋茂雄はなんの記録も必要無かったのです。貴重なのは、そういう人。僕は素人なので、野球についてはいいかげんなことしか言えませんけど、人の心については少しは知っているつもりなんですね。
 一方、優勝できず、しかも監督交代もなく、テレビの視聴率は安定し、客は入り、新聞は売れるとなれば、これは明らかに巨人のタイガ−ス化です。八十年代の阪神タイガースは、負け続けても、球場には大観衆、UHFテレビは試合開始から終了まで生放送、関西スポ−ツ紙の一面トップを独占し、あの有り様となりました。最近の熱狂的巨人ファンのセリフを聞いていると、「たとえ勝てなくても」とか、一頃の阪神ファン同様で、ろくでもない、百害あって一利なし、です。それは九十年代のタイガースの状態がすべてを物語っております。
 もちろん、優勝すれば、少しは延命されるでしょう。ときおり、他のアンチ巨人からも「今年くらい長嶋さんを胴揚げさせてあげても」という意見が聞かれるのは、皆そういう寂しさを感じ取ってるのではないでしょうか。
 いずれにせよ、今年のペナントレースは、いささか複雑な気持で眺めることになりそうです。

 

 
  
リンクを直しました

 「7 サインは何処だ(AHMC-7.html)」のリンクをたどったけれど、目的である僕の著書紹介欄まで行けなかった、というメールが届きました。
 他にもいたら、ごめんね。実は僕も以前四苦八苦したんだな。
 それでリンクを張り直しました。これなら百パーセント大丈夫でしょう。ちょっとズルイやり方だけど。まだ御覧でない方は、どうぞ。

 

 
  
クイズ当選結果発表

 十月から始めた懸賞クイズ、応募ありがとうございました。
 残念ながら正解者はいませんでしたが、当初の通り応募者の中から三名に自筆サイン入り単行本をプレゼントいたします。もっとも一人、「すでに持っているからいらない」という方から正解が寄せられましたが、それは無視です。「正解は失礼ながら発表しません。正解者のあなたと僕との間にできた共通の秘密です」と決めるはずだったのになあ。残念。
 当選者には今週中に景品が届く予定ですので、もし届かなかったら、その時点であきらめてください。外れた人、ごめんね。
 それにしても、このホームページを見ている人の総てが、僕の読者であるはずはないとわかってはいたけど、こうも「一冊も持ってないからどれでもいいです」と書かれるとガッカリしますね。まあ、いいけど。

 

 
  
My Back Pages

 これまで僕自身がどういう人物かはどうでもいいではないか、と考えていましたが、いくつかメールを読み、少し態度を改める必要を感じました。ホームページなんて性別年齢経歴不詳で当然というのは、もっと個人的趣向の場に限られるのかもしれないな。
 ともかく、それで、The ByrdsをBGMに、簡単な履歴書を作成。
 題して「MY BACK PAGES」。
 内容そのまま、BGMの曲名そのままのタイトル。一月一日からアップロードしているので、もう目を通した人もいるでしょう。まだなら、どうぞ覗きに行ってください。ホームページの最下段です。

 

 御意見、御感想がございましたら、お聞かせください。
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