あ・はるふ・まんすりー・こめんと 2000年1月26日

 
  蕪雑下手

 あちこちのポームページに見てると、みんな細かく丁寧に作られているなあ、と感心することしきりで、なんとなく自分のページに自己嫌悪すら感じてしまうのですが、それでも掲示板からメールが届くんだから、読まれてるんですよね、どうやら。
 ありがたいことだな。
 まあ、それはともかく。

 

 
  賃貸情報

 事情があって、また引っ越しを考えている。実現すれば、ここに住んで、一年。これまでを平均すると2.2年だから、ちょっと短かった。ちなみに次が一年だときっかり平均二年になる。さて、問題。これまで僕は何箇所に住んだのでしょう。
 ところが不動産屋巡りをしていると、これまでと対応が違う。異様に冷たく、また厳しい。この調子で部屋を無事借りられるのか不安になるほど。
 不審に思っていたら、思わぬところから情報が入ってきた。
 去年某有名企業に勤める従妹が職場結婚をしたのだが、二人で新居を求め歩いたにもかかわらず、どこからも貸してもらえなかったのだそうだ。これから式を挙げる未入籍の二人は、落ち着き先を若い男女に捜させている某新興教団員と疑われたらしい。とうとうまだ式は先なのに入籍をすませ、ようやく住まいを確保したとか。なんとも憂鬱になってくる。
 はたして僕の転居は滞りなくなされうるのか。頭が痛い。

 

 
  
購読御礼

 著者への直接購読の申し込み、ありがとうございます。
 「月のむこうがわ」は残部がわずかになりました。どうしてもこちらから欲しいという人以外は、今後は出版社もしくは書店に申し込んでください。
 「ロール・アンド・クライ」と「Cry」もあまりないですが、まだすこし余裕があります。早めにどうぞ。
 「ころがる」は絶版同様なので、書店に頼むよりこちらへメールを送ってくれるのが確実です。
 定価はホームページの著書一覧を御覧ください。送料はとりあえず310円程(物によって違います)。支払いは、郵便で小為替を送るか、口座振り込みで。とりあえず、まずメールください。

<附記>
2000年7月15日に振り込みファームを設定しましたので、トップページからそちらへ行ってください。

 

 
  贈与顛末

 去年、講談社がカバ−折り返しマ−クでオリジナルプレゼント企画を実施したので、図書カード欲しさにこれまで購入した本をすべてチェックしたところ、該当本が百冊以上、こんなにお得意さんだとは自分でも思っていなかったので驚き、これなら当たると自信満々で応募したが、全部外れた。知人達がミニバックをふたつも貰ったとか喜んでいるのを見るのも腹立たしい。
 もう講談社の本なんかと思ったが、結局今月また一冊買ってしまった。くやしい。Yonda?キ−ホルダーを手に、新潮社ももっと佳いの出せよと呟いている。そのうち新潮社からはYonda?トートバックをいただくつもり。もっとも、むこうの発行図書と、こちらの懐具合次第だが。

 

 
  牧水不運

 講談社文芸文庫が発行した「若山牧水随筆集」に短歌が二百首たらず収録されていると聞き、とても残念だった。ぼくはどこかにもっと優れた文庫版牧水歌集を出して欲しいと望んでいたからだ。でも、これでもう講談社は出すまい。やれやれ。
 現在市販されているのは岩波文庫版と中公文庫版(日本の詩歌4)だが、岩波版は妻・若山喜志子撰の為か喜志子と出会う以前の恋歌が少なく、またどの歌集からも公平に拾う方針であったのか、多くの秀歌が落ち、駄歌がある。個人歌集には出来不出来の差が付き物なのに。その点、中公版の撰は優れているけど、与謝野夫妻・吉井勇との共著なので、収録数は押さえられ、「砂丘」「白梅集」からは一首も採られていない。
 今は絶版らしいが、新潮版や角川版も今一つ。僕は古本屋で手に入れたのだけど、がっかりした。
 新潮版は、喜志子と大悟法利雄編で、岩波の増補版のようなしろもの。そのぶん岩波版よりは読みごたえがあったのに。けど、歌集の序文を載せるくらいなら、収録歌を増やせば良い気はするな。
 角川版は、晩年の「くろ土」「山桜の歌」「黒松」三歌集で全体の半分以上を占める編者の個人的趣味に偏った一冊。お勧めできない。
 文庫以外にも木俣修編とか数種あるが、どれも牧水の真価を表わす書とは言い難い。
 これほどの天才でありながら、牧水はかわいそうな歌人なのだ。だから、心ある人は図書館にでも出かけ、全集をひもとくのが一番。つくづく、牧水は不運だ。
 ちなみに僕は、文学全集等をコピー印刷しホッチキスで留めただけの自家製全歌集を読んでいる。「路上」なんかはコピー紙八枚の薄っぺら。八歌集はそれですんだが、残りは平安時代さながらの丸写し。もっともこれは十代からの趣味で、「雁」「富嶽百景」「雪国」等も全文筆写していた。その「本」も作成してから十数年経つので、今は傷みもひどい。そろそろ本物の全歌集を買う時期なのかもしれないな。経済的余裕があれば。

 

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