わたしは可愛い三月兎
メールマガジンが多いと思っていたら、「@laetitia」という歌人集団からも「送らせていただきます」と丁寧な挨拶が来たので、参加メンバーを見たら「おお」と叫びたくなるほどの顔ぶれ。かくして、ありがとうございますとばかりに拝読している。これが無料なのだから、やはりメールマガジンは恐ろしい。 創刊号中一番印象に残ったのは、藤原龍一郎氏が仙波龍英氏に宛てた歌だった。 仙波龍英氏が吾妻ひでおや高橋留美子の漫画を表紙にした歌集「わたしは可愛い三月兎」を発表した時は、ずいぶんおもしろがったし、「ここのつの吾は姉たちと軽蔑す名もなく貧しき釜ヶ崎人を」など高度成長期からバブル期そのままの世相を反映した歌は、そうした雰囲気を嫌っていたがゆえに余計魅力的だった。 ちなみに、僕がこの本で最も好きなのは、歌壇にも作者にもほとんど重視されてなかった歌じゃないかと思う。参考までに挙げておく。
私の狂気僅少反吐として桜と分つわはははははは
記憶違いで最後を「うわははははは」と覚えていた。しょうがないなあ。
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