第一部・完
少年マガジン連載「サイコメトラーEIJI」が終了した。ほどほどに後味の良く、ちょっと不気味なラストはとても気に入った。 しかし。なんなのだ、第一部・完っていうのは。それならば、第二部はあるのか。そう考えると、古くは「カムイ伝」から最近では「スラムダンク」(どこが最近なのだ)まで、第一部・完と銘打って、それきりになった漫画・劇画が脳裏に次々浮かんでは消えた。「カムイ伝」はずいぶん後に「外伝」として再会したけど。
まあ、事情はいろいろあるんだろう。 作者が途中で書けなくなった場合。たとえば、日渡早紀はもう「アクマくんシリーズ」に興味がないらしい。あそこまで伏線、引っ張っといて。「カムイ伝」もたぶんこの理由だ。 作者は続けるつもりでも編集部にその気がない場合。たとえば、…これは読者には知らされないんだな。 有名なのは、作者が終わりたくとも終われない場合。「ドラゴンボール」は多くの読者がそう感じていたから、正直終わってほっとした。「おはようスパンク」もたぶんそうだったんだろうと思う。後半は主人公も変わり、人気も下がり、支離滅裂なのに講談社漫画賞受賞後まもなくジ・エンド。ひどかった。「ハレンチ学園」も嫌々続けたと作者・永井豪は語っている。こんなことは漫画ファンには自明の理か。
では、今回の「第一部・完」は何を意味するのか。雑誌の売り上げ減を恐れた編集部の策略ではないかしらん。勝手な憶測ですが。
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