あ・はるふ・まんすりー・こめんと 2000年10月21日

 
  忙しいのは

 十月がもう終わろうとしている。早い。忙しすぎるからだ。
 どうしてだろう。分刻みで走り回っていた以前の方がずっと暇だった。暇を持て余していた。外からは暇に見えるほど実際は忙しく、他人に忙しく見られれば大抵暇なのだ、本当は。
 と云っても、毎日まだ知らない自分の歌が聞こえてくるのを待っているだけなんだけどね。
 近頃、不調だ、まったく。

 

 
  ファシズムに独裁者はいらない

 どうしてだか僕なんぞに「ファシズム(全体主義)って何ですか」と尋ねる人が周囲に後を絶たない。
 「そんなこと専門書を読めよ」ですませたいのだけど、「それではわからない」のだという。「大学は何をしてるんだ」と呟くと、「教授には、日本には独裁者がいなかったからかつてファシズムが成立したことはない、と教わった」と納得がいかない目でこちらをうかがう。一説としてはありうるが、独断すれば、そんな教授は今すぐクビにしてしまえ。
 僕はそんなテーマで本を書く気はないし、くわしく知りたければまともな専門家に聞いてくれ。
 アメリカ株式市場に不安が漂い、日本の景気が快復しないから、余計に気にかかるのだろう。恐慌を機に全体主義政権ができるのはワン・パターンだし。不況じゃまだ成立しないから安心しろと口にしても気休めにもならない。
 ナンセンスなほどに簡略化すれば、恐慌時に資本主義なら、金持ちが生き延び、貧乏人は飢える。全体主義なら多数派市民が生き延び、少数派、たとえば障害者、外国人、病人、その他の疎外者(いじめられっ子)が迫害を受けるだろう。どちらにせよ貧乏な疎外者の命は風前の灯火さ。まったく。
 ファシズム初期は、だから多数決原理の議会制民主主義体制に似ている。ただし、民主主義が機能していれば、多数派が尊重されつつ少数派の意見も幾分かは取り込まれるだろう。もし多数派が少数派を無視あるいは抹殺に傾けば、もうそれはファッショと呼ばれても仕方がない。
 くわしく勉強するつもりがないなら、現実にはこの程度の知識で充分ではないか。
 しかし、この程度も教えていないなら、教育機関の存在意義は何なのだろう。
 お願いです。僕は歌が詠みたい。

 

 
  ビートたけしは

 僕はテレビを見ないので知らないのだけど。
 かつてビートたけしは言った。日本を大統領制にするのは反対だと。そうしたら「土井たか子などを当選させてしまう」と。
 最近彼は何と喋ってるのだろう。「石原慎太郎とか田中康夫などを」なのか、「森喜朗などを」なのか。
 僕にはコメントのしようがないなあ。まったく。

 

 
  近況

 急に寒くなったので、風邪気味になったりもしました。頭ふらふらです。
 前回長かったので、今回は少しだけ。
 意外に文学ネタじゃないとアクセスが下がる傾向にあるようです。今回は悪いだろうなあ。まあ、しかたないか。

 

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