笑い話です
おかしなこともあったもんだ。 明日の文学はどうあるべきか、そこでさしあたって僕自身が懸命に何をしているのかを説明する必要に迫られたので、喋ろうとするのだけど、口が思うように開かず、それでもなんとか顎を動かし、話し始めたのものの、頭は回っても喋りはつっかえひっかえ、ちっとも進まず、負けるな、がんばれと、必死に自分を励まし、論じ続けて、あれ、これはひょっとして夢じゃないかと気付いても話はやめず、さらに意識がはっきりしてくると、口籠った調子で寝言を並べてる自分がいた。 朝だ。 目がはっきり覚めてから、黙り込むと、顎が疲れて重い。もう何を言ったのか覚えていないけど、まさに寝言のようなことだったに違いない。 しかし、もし僕が誰かと寝ていたとして、隣のそいつが突然そんなことを演説しだしたとしたら、ぶん殴ってやりたくなるだろう。嫌な野郎だ、まったく。
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