ちょっとガッカリ
年末恒例、月刊誌『短歌研究』の「短歌年鑑」が発行されました。
そして恒例の掲載歌ですが、僕のは新刊歌集の巻末がそのまま並んでいて、「毎年まあ丁寧に目を通してくれているものだ、今年はどれだろ」と期待していたので、少々はぐらかされた気分。もちろん編集者はこの数首が一番佳いと判断されたのかもしれませんが、これまでの選のように何かをそこから感じ取ることがまったくできなかったのです。それと、以前は行分け部分を表記されていたのに、それも無しで、とても残念でした。
ああいうのも結構気にする方で、これまでもどの歌が掲載されたかなんてのは全部チェックしなくても覚えてしまうくらい気を回します。でも、参考にするのは、他の人の意見も同様だから、どれに耳を傾けるかは結局自分次第。習っているのでも教わっているのでもないのだし。
しかし、あの選歌をするため一体どれほどの数を読んでいるのか想像するだけで目がくらむよ。僕なら辞表を出すか、気が狂うかのどちらかに違いない。昔勤めた所もそうなって辞めたんだから、どこでも結果は同じだろうけれどね。
ところで、前回書いた辰己泰子さんは「所属無し」になってました。脱会されたんでしょうね。
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