ミ ス タ | ム | ン |
リ フ レ イ ン し て た ら 来 て よ |
う 戻 れ な い と |
戻 り た い |
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【縦書きがきちんと表示されない人の為に】 |
自歌撰「ロール・アンド・クライ」より
あまりカタカナ言葉は使わないようにしていたんだけど、ここではずいぶん無遠慮に和製英語を使ったもんだ。
refrainは、畳句、折り返し曲の意味で、以前はレコードの歌詞カードにしばしば書かれていたけど、近頃はrepeatが主流じゃないかと思う。(確信はないけど)。でも、ここはrefrainじゃなきゃ困る。
昔、ロイ・リー・ジョンソンの詞に登場する<Mr. Moonlight>とは何者か、頭をかかえた。十代なかばのころ。ドクター・フィールグッド&ザ・インターンズの丁寧なコーラスとブラックミュージック特有のアフリカンドラムでつつんでいるヴァージョンを聴いたのは、もちろんジョン・レノンのせつないカヴァーよりずっと後で、もう二十代になっていた。ちなみに、月は女性名詞で、古代詩歌でもそういうイメージがある。なぜ"Mr."なのかはよくわからない。もっとも、アメリカの作詞家の心情がわからなくたって、自分が月を「ミスター」と呼びたい思いに気付いていれば、迷う必要はない。だから、ここでは月はミスターでなければならない。
最初この歌はあまり佳作とも思えないので、歌集では没にするつもりだった。もっとマシな月の歌が自分にもあるはず、と思う。では、それはどれなのか、作者にはそれがさっぱりわからないのですよ。
「月のむこうがわ」(最新歌集)にならあるかなあ。