輝 い て る よ |
星 が 輝 く |
在 し な い か も し れ ぬ |
も う 既 に |
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【縦書きがきちんと表示されない人の為に】 |
歌集「ころがる」より
幼稚園から中学校ぐらいまで僕は理科系少年で、特に天文が気に入り、「百光年離れた星の光は百年かけてこの地球に届きます。だからわたしたちが目にしているその光は、百年前その星が発した光なのです」などという文章に感動しては、ロマンチックな瞳で夜空を見上げたものだった。この歌はそんな感傷のなごりかな。
ところで、何年も推敲を重ねたあげく第五句が「輝」の繰り返しに落ち着いたときは、気が抜けたというか、本当にこれで良いのか、いや、これしかない、と頭の中でぐるぐる言葉が回転した。ここにはもうひとつ「輝いているよ」ではなく「輝いてるよ」とする問題もある。結局駄歌を詠んでしまっただけではないかと云う疑いを晴らすのは、読者の声のみ。どう感じますか?
地球の内と外を同じ「今」で表現するのは無理があるという意見は当然あるだろうけど、これは「地球」に限ったことではない。むしろ、それを承知したうえで始めて外が読めるだと僕は考えているのです。