三宅惺著『ロール・アンド・クライ』

 

 ★「あとがき」より★frontcover

 なぜそんな気になったのか、あのひとにふと恋歌を贈ってみた。それがすべての始まりだった。せきを切ったようにあふれ出た歌は、ノートをたちまちに埋めつくした。しかし、序詞や掛詞、譬喩を多用した文語体では、理解されるはずもない。
「それじゃ、今度はもっとわかりやすい歌を作ってくる」
 そんな約束をした。

 約束は果たされなかった。恋は終わり、手元には読者を失った歌が山のように残った。

 あれから五年がすぎた。そして、自分はいまだに歌を詠んでいる。
 

〔縦書きのため、機種によっては表記が乱れます〕
 

drawing r&c

 












 
 




 
 
 
 
 

 
 
 







 

 



 
 
 
 
 
 
 

 






 
 
 
 

 
 
 
 






 

 
 
 





 
 
 












 

 
 
 
 
 





 

 






 
 
 
 

 
 
 





 
 
 










 
 

 

 
 






 
 

 
 
 






 











 





 
 
 
 

 







 
 






 
 
 
 
 

 
 








 







 
 
 

 







 
 

 
 
 






 











 





 
 
 
 

 
 
 
 






 
 

 
 
 
 
 



 
 
 
 

 








 
 
 

 
 




 
 
 
 
 
 

 
 
 
 




 
 
 
 

 











 
 
 
 





 
 
 

 
 




 
 
 
 
 
 
 

 
 
 





 
 
 
 

 
 
 
 
 
 






 










 

 
 




 
 
 
 
 
 

 
 
 
 






 
 
 
 

 
 
 
 
 







 
 

 










 
 
 

 
 
 



 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 




 
 
 
 
 
 

 













 
 
 
 
 
 





 
 
 

 
 
 



 



 
 
 
 

 
 
 



 
 
 
 
 
 
 
 

 


退





 
 
 
 
 

 
 
 
 







 
 
 

 
 








 
 
 
 

 

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【メール掲示板より】

 
自分を見つめて宇宙とのかかわりを詠まれた作品に感動しています

 


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